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カジュアルな天才性

「自分で国や社会を変えられると思うか?」この意識、変わればな、って思います。

タイトルの問いについて、

中国65.6%、アメリカ65.7%、日本は18.3%。

これは日本財団による18歳の意識調査の結果だそうです。

 

ある程度の予想はできていたものの、こう見ると残念に思うんですよね。

自分が持つ強み、その価値を過小評価しているのかもしれない。

 

「‪この世に生れ落ちた時、人間は皆天才なんだ。‬それをこねくり回して駄目にするのは大人の仕業。‬親の尺度を押し付けたらそれ以上にはなれない」

 

黒澤明はこんな言葉を残しています。

これは親という表現を限定せず、全ての大人、社会と当事者であるという意識でいたい。

子どもの頃の周囲になにかをもたらす力(笑顔とかね)が他者の評価や期待に応えるなど、社会に適応するための定規のなかに収まっていく。

 

個の強みが失われると、協力しての「共創」も生み出せなくなる。

個の強みを発揮し、更にそれぞが持つ強みを掛け合わせる。

それによって、一人では想像もできないようなインパクトをもたらすんですけどね、ホントは。

 

こういう意識を持つ背景には、文化、社会的な問題と簡単でない障壁、複雑な事情もあるかと思います。

ただ18.3%ってのは…

自分の才能、強み、そして個人のかけがえのない価値に自信をもたらすことができたら。

子どもというよりこれは親の再セットアップですね。

わたしも含めて。

 

強み、才能を専門として取り扱う身として、まず大人たちの意識をポジティブなものに。

そしてそれが子どもの自信に繋がるような、そんな活動、取り組みのレベルをより一層上げていかねばと思った出来事でした。

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