自分で自分に確信を持つために。他人の山を登らないと決めること
こんばんは、榊原です。
ウェルスダイナミクスに興味を持たれる方の中には、「私の向かう先はこれでいいのか」と漠然とした不安を抱えておられる方がいらっしゃいます。
ご自身のプロファイルを知ることで納得し強い確信を持たれる方もいますが、客観的にみると本当はやりたいと思っていないことを無理矢理頑張ろうとしているように見える方もいます。
自分の軸がブレると・・・
人から評価されること、目先の目標を達成するための最短ルートを提示されると、そこを追いかけ始めてしまい自分の軸からズレた行動をし始めてしまう人が多い印象です。
例えば、権威のある人から助言されたり、良さそうな儲け話を思いついたり。
あるいは、目の前の人のニーズは汲めるけれど、自分がどんな商品を提供したいのかわからないことが常態化している人もいます。
こんな風に万人ウケを目指して八方美人になっていると、周りからは軸がないように映る危険があります。
こうなると、言心行が一致していないため信頼されません。
他者との違いを見いだせないため、確固としたブランディングができないのです。
自分の軸をやり抜く
私としては、もし遠回りに見えたとしても自分の軸をやり抜く方がいいと思っています。
もちろんこれは、むやみに慎重になることとは違います。
ですが、周囲の言動に踊らされて手当たり次第に行動するのは控える必要があると思うんです。
思うに、他者の軸で達成感を得るのはドーピングのようなもの。
自分を明らかに見た上で他者と折り合いをつけるのではなく、最初から他人の顔色だけ見ていれば痛みを負うリスクを回避できます。
でもそれは依存性が高いですし、何度も繰り返すうちに抜け出せなくならないか、心配です。
自分の軸を確立し筋トレのように鍛えレベルアップしていくために、ぜひ内的価値を頭で考えるだけでなく書き出してみてください。
まずは自分で自分の軸をしっかり把握していきましょう。
自己信頼と自分で決めること
他者評価で生きる限り自分で自分を満足させられないので、他人に対して「私があなたを満足させたんだからあなたも私を満足させなさいよ」という態度にもなりかねません。
察しろよ、言わなくても分かれよ、と無言の圧が周囲を嫌な空気に染めていってしまいます。
そうではなく、自分が自分の満足することを把握し、自分で責任をもって自分の満足いく行動を取りましょう。
こうした生き方は目先の美味しい話に乗らないように見えるので、他者評価を軸に生きている人には自己信頼が強いように映るかもしれません。
しかし、思うに実際は自分軸で生きると決めてしまうと、それしかできないんです。
言い方を変えると、自己信頼が高いから自分の軸を持てるのではなくて、自分の軸で生きると決めたから自己信頼が高いように見える、ということです。
つまり、今のあなたの状況がどうであれ、今すぐこの瞬間から何を判断軸にしていくか選べる、ということです。
確かな手ごたえを感じながら生きられる方が増えていくことを、と心から応援しています!