ウェルスダイナミクス 内的価値「目的」の方向性、アインシュタインの幸せのヒケツ
「穏やかで質素に暮らしたほうが、出世しようと始終あくせくしているより、幸福をもたらします」
アインシュタインのメモが15億円で落札されたって話題ですよね。
以前にもこういったことがあって、2018年の神についての持論を記したメモが約3億2000万円。
そして今回のものは2017年、幸福な生活を送る秘訣に関するメモです。これは約1億8000万円で落札されています。
冒頭の言葉はそのメモに記されているもの。
1922年(大正11年)、いまから99年も前のものなんですよね、このメモ。
だけど、今の時代にこそ、じゃないかと思うんです、この言葉。
新しい時代の幸福論
これまでの世の中は、生産性や効率を重視し、ムダを排除することを追究してきました。
それがここ数年、自分らしさとか心地よさ、生きがいなどの幸福観が価値観として求められるようになった気がします。
これまでムダとされてきたものが贅沢なものに。
特にコロナ渦以降、ライフスタイル、価値観が変容し、急速に広がったように感じます。
そこで冒頭のアインシュタインの言葉。
出世、地位、名誉、お金、財産…こういったいわゆる地位財を無限に追い求めていくのに疲れ果てた方が多いのかもしれません。
そして自分なりの心地よさ、楽しさ、喜び、幸福観、非地位財を求めるように。
ちなみに私もコロナ渦以降価値観、人生観は大きく変わり、このアインシュタインの言葉にはとても共感します。
(古代ギリシャ時代の哲学者、エピクロスという人がいるんですが、同じような考え方で私はそれを理想としています。)
ウェルスダイナミクスでの強みである「内的価値」。
その頂点にある目的は、それ以下の価値から積み上げてきたもので成り立ちます。
ということは、何を目的するかが情熱、才能、知識、人脈、人格の各要素に大きく影響します。
あなたは日々なにを求めていますか?
日々の取り組みはどこに繋がっていきますか?
今と未来に思いをはせた時、自分の方向性を決める目的は自分が求める本質的な幸せなのかどうか?
今回のアインシュタインの言葉を思い出してみて下さいね。