「得意だけどやらない」VS「得意だからやる」強み才能の使いどころを間違えない
こんばんは、榊原です。
自分の強み才能について理解を深めても、使いどころを間違えて成果の出ない人もいます。
というか、私自身がよくやってしまいます。
熱意はあるけれど、そのせいで焦って目的迷子になって、反対の道に進んでしまったり・・・。
こんな風にならないためにはどうしたらいいのでしょう。
得意だけどやらないこと
自分の強みの使いどころを間違えていると、いくら強みを正確に把握していても成果は出ません。
やる気や志だけは高いけど空振りをしてしまうとか、
才能を使いすぎてむしろ欠点が目立つようになってしまうとか、
ノウハウ・人脈コレクターになってしまうとか・・・。
これは、内的価値の情熱・才能・知識・人脈・人格・目的のどれかの収集に偏りすぎた在庫不良状態とも言えます。
沢山あることは確かに強みかもしれませんが、既に沢山あるものはこれ以上増やさなくてもいいんです。
むしろ、増やせば増やすほど在庫不良が加速して、成果からは遠ざかってしまいます。
内的価値で最も注目しなければいけないのは、一番足りないところです。
得意だからやること
足りないところに注目するといっても、それだと「ダメなところ探し」のようになってうんざりする気分になるかもしれません。
そうならないためにも、ぜひ有り余る「在庫不良状態」のリソースを足りないボトルネックの解消に使えないか考えてみましょう。
私の内的価値で一番少ないのは何か?
チームでボトルネックになっている役割は何か?
ここを、自分が一番沢山持っているリソースを使って埋めていくんです。
例えば、私は「ノートを書く」という情熱は沢山あるのに、いつも「目的」が整理できていませんでした。
なので、ノートを書くことが目的を整理する時間になるよう、ノートに書く内容を変えてみたのです。
他にも以前コーチングをしたクライアントさんの中には、これまであれこれ学んできた「知識」を目の前の「人脈」の役に立たせてみるとか、自分の「知識」と「人脈」を掛け合わせてチームの「ブランド」を作る、という行動に繋げられた方もいます。
ゴリ押しで頑張らない
既に沢山もっている強みを、過去の「沢山持てた」という成功体験から「もっともっと」と今以上に集めたくなってしまう気持ちもわかります。
また、一番足りないものを埋めようと、上手くいくかわからないことをゴリ押しで頑張らないといけないように感じることもあるかもしれません。
しかし、そのどちらもする必要はありません。
今までの成功体験を使い在りものを転用することで、ラクチンに成果がでるかもしれないのです。
ないものを探すのではなく、あるものを生かす選択肢を作り出しちゃいましょう。
こんなにも、頑張って苦しい思いをしなくても成果が出るんだな、ってびっくりすると思いますよ。
一番余っているリソースや、足りないものの組み合わせは、人によって千差万別です。
その上、日々変わっていくものです。
だからこそ効果の高い行動をするためにも、可能な限り何度も繰り返し内的価値をブラッシュアップしていく必要があります。
内的価値ワークショップは毎月開催していくので、ぜひリズムを作るためにお気軽に参加してください。