明日に疲れを残すのは借金と一緒!?時間の使い方とウェルススペクトル
こんばんは、榊原です。
すっかり夏になり、会社員で長期休暇を取られる方も増えているのではないでしょうか。
休暇に入って困るのは、ついつい生活リズムが崩れてしまうことですよね。
連休明けに崩れてしまったリズムを立て直す必要が出てくると、仕事に復帰するのも億劫な気持ちになったり生産性が下がってしまいます。
つい夜更かししてしまうのはなぜ?
さて、生活リズムが崩れる原因の一つが、「夜更かししてしまうこと」じゃないかと思うのですが、そこでまず考えて頂きたいのが、
夜更かししてまでやりたいことは何だろう?
ということです。
「その後」のことを考えずに思い切り時間を使えると思うから?
誰にも邪魔されず集中できると思うから?
ついダラダラしてしまう?
夜更かしすることにどんなメリットを感じているのでしょうか。
「休むこと」も今日のタスク
次にデメリットについて考えてみましょう。
夜更かしをすると、どうしても翌日起きるのが遅くなったりパフォーマンスが落ちたりしてしまいますよね。
それってつまり、翌日の時間を前日に前借りしているようなものではないでしょうか。
言ってみれば時間の借金です。
翌日に影響がでるだけならまだしも、健康に悪影響を及ぼして最悪寿命が縮まっている可能性も・・・。
これはもはや時間の借金が膨れ上がって差し押さえに合うようなものです。
明日に疲れを残さないようにきちんと休息を取ることも、今日すべきタスクなんです。
1日にできることは限られています。
もしやりたいことがやりきれないようなら、睡眠時間を削ってごり押しするのではなく物事に取り組む優先順位ややり方を見直したほうが長期的に良い気がしませんか?
時間の借金をやめるには
さて、ウェルススペクトルは経済状況や世界における役割や影響力を測定するためのツールですが、時間についても同じように”使い方”を確認できるツールになります。
ウェルススペクトルにおいて毎月借金がかさんでいる状態の人のことを”赤外線“と位置付けていますが、時間の使い方についても「先延ばし」「明日の時間の前借り」が常態化している場合はこの”赤外線”状態と考えていいかもしれません。
お金の借金状態を抜け出すために、ウェルススペクトルでは以下のような行動を身に着ける必要があると言われています。
- 測定する
- 行動を正す
- 責任を取る
これを、時間の管理にも当てはめてみると、以下のようになると思います。
- 毎日どんなことに時間を使っていますか?それは本当に心からやりたいことですか?
日々の行動を可視化していきましょう。
もしかすると浪費しすぎているのかもしれません。
いきなり時間を「貯蓄」「投資」しろとは言いませんが、無駄遣いは見直す必要があります。 - 望ましい時間の使い方をするには、どんな風に行動を変化させる必要があるでしょうか。
多くの場合、行動を変えるにはその元となる価値観の変容が要求されます。
上手に時間を使えるよう習慣化するまで、状況のモニタリングを続ける必要があります。 - 自分を変えるには、誰にどんな責任を負う必要があるでしょうか。
「どのように行動しても私の自由」という感覚だと、人はなかなか行動を変えられません。
自分以外の存在に対して約束をするとしたら、何をコミットしますか。
スタンダードを上げる
ウェルススペクトルでは、自分のキャッシュフローや世の中への影響力に応じたレベルがわかるだけでなく、どんな突発的な事態に見舞われたとしても「これは守る」という最低ライン(=スタンダード)を引き上げていくヒントが得られます。
- 自分が何に時間を使っていて、何に使っていないのか
- あなた自身やあなたの周りの人は、あなたがどんな風に時間を使うことを期待していているのか
- それに対して、どれだけの自制心をもって行動できるのか
ぜひ、より良い毎日を送るためのヒントにしてくださいね。